こんにちは、ペガ子です!
アニメ「BANANA FISH」のあらすじ(ネタバレ注意)と感想をまとめているシリーズ、今回は第10話です。前回のあらすじは次の通り。
ユーシスの手によって英二を人質に取られたアッシュ、マックス、伊部は、李家の遣いの者に従いニューヨークのゴルツィネ邸に向かうことになりました。
ゴルツィネは到着した一行を自らの晩餐会に招き、どれだけアッシュを寵愛し育ててきたかを語ると、その愛ゆえの憎しみから一気に彼らを地獄に叩き落すのでした。
彼らの目に飛び込んできたのは、バナナフィッシュで薬物暗示をかけられ、英二を殺そうとするショーターの姿。一時的に自我を取り戻したショーターは「解放してくれ」とアッシュに頼みます。
そしてアッシュは涙ながらに引き金を引き、ショーターはその銃弾に倒れるのです・・。
そして今回の第10話『バビロンに帰る』に続きます。
それでは、”バナナフィッシュ・アニメ10話ネタバレ感想!アッシュ悪鬼となる!”と題し、第10話『バビロンに帰る』のあらすじからどうぞ!
目次
【BANANAFISH】アニメ第10話『バビロンに帰る』|登場人物
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- アッシュ・リンクス (声優:内田雄馬)
- 本作の主人公。ニューヨークのストリートギャングのボス。金髪に緑の瞳、美しい容姿にIQ180以上、ナイフや拳銃の腕前も人並み外れたカリスマ性のある17歳。
- 奥田英二 (声優:野島健児)
- カメラマンである伊部の助手としてニューヨークにやってきた19歳の日本人大学生。純粋で素直な性格だが、頑固で無鉄砲な一面も。
- 伊部俊一(声優:川田紳司)
- 日本のプロカメラマン。友人のマックスを頼ってニューヨークへ取材撮影へやってきた。英二の兄貴分。
- マックス・ロボ(声優:平田広明)
- 元アメリカ陸軍軍人、後にニューヨーク市警の警官を経てジャーナリストとなる。
- ショーター・ウォン(声優:古川慎)
- アッシュの親友。気さくなチャイナタウンのギャンググループのボス。
- ユーシス/李月龍 [リー・ユエルン](声優:福山潤)
- チャイニーズマフィア・李家の七男。薬草や毒薬・劇薬に関する知識に長けている。
- ディノ・F・ゴルツィネ(声優:石塚運昇)
- アレクシス・ドースン(声優:宇垣秀成)
- エイブラハム・ドースンの兄。ユダヤ系の科学者で、バナナフィッシュを生み出した。
- シン・スウ・リン(声優:千葉翔也)
- ショーター率いるチャイナタウンのギャンググループの1人。ショーターが抜けた後次期ボスとなった。
- アレックス(声優:石谷春貴)
- アッシュ率いるストリートギャングのナンバーツー。冷静で的確な判断ができるがカッとなりやすいところも。
【BANANAFISH】アニメ第10話『バビロンに帰る』|あらすじ
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チャイナタウンギャングと協力体制を組んだアッシュの配下たちは、それぞれのボスの救出の機会を窺っていました。強固な警備の中どう切り込んでいくか、若いが頭が切れるシンは頭を巡らせ、その様子はまるでアッシュのようにも見えました。
そしてラッキーなことにすぐさまチャンスは訪れます。ゴルツィネとオーサーがどこかへ出かけるのを見たシンは告げます。「今夜決行だ。」
いち早くゴルツィネの陰謀に気づいたユーシスは、捕らえられているアッシュの元へ来て手錠の鍵を渡し、ゴルツィネが不在になっていることを教えます。しかし当然アッシュは、ショーターが李家に裏切られこのような末路を辿ったことを決して忘れてはいません。
アッシュ「俺は必ずお前を殺す」
ユーシス「そういう巡り合わせなら仕方ない」
その頃、次期大統領候補が暗殺されるという事件が起こります。ゴルツィネの陰謀はもう始まっていたのです。オーサーと臨んだ会合には大統領首席補佐官、共和党議員、軍人と大物揃い。ゴルツィネが向かう先には一体何があるのでしょうか。
一方、シンたちギャング団はゴルツィネ邸へ忍び込み、同じ頃アッシュたちは武器庫で銃を調達し屋敷からの脱出を試みていました。マックスは伊部と二人で脱出を、アッシュは英二を探すため二手に分かれて行動し、間もなくアッシュと英二は再会を果たします。


アッシュはギャングの配下たちとも合流することができ、英二を預けることにします。英二は足手まといになることを察し、それを受け入れます。しかし、アッシュにこう言葉をかけるのです。
英二「気をつけて。もしも君まで失うようなことになったら僕はきっとおかしくなっちまう」
アッシュ「アレックス、こいつを頼む。俺が戻るまでこいつを絶対ひとりにするなよ」
英二「必ず戻ってきてよ。待ってるから。ずっと」
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アッシュはショーターをそのままにしておけない、と再度研究室へ戻ります。そうです。兄グリフィンと親友を失ったアッシュは、バナナフィッシュを生み出すエイブラハムのところへ行き決着をつけなければならないのです。
しかし、研究室に足を踏み入れたアッシュはとんでもない光景を目にします。
エイブラハムは、ショーターの亡骸にメスを入れ脳の分析しようとしていたのです。
それはあまりにも無残な姿でした。目にしたアッシュが泣き崩れてしまうほどに。
命乞いをするエイブラハムに、アッシュは容赦なく引き金を引きました。ありったけの銃弾を放ち、カチカチとトリガーの音を響かせて。
アッシュは研究所に火を放ちました。
親友に詫びるかのように、荼毘に臥すまですべてをひとりで。
シンはその様子を目にし、ショーターの死を確信します。仇とばかりにアッシュに戦いを挑みますが、全く相手にされず格の違いを思い知るのでした。
【BANANAFISH】アニメ第10話『バビロンに帰る』ネタバレ|感想
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冒頭でアッシュの子供の頃の夢があったんですが・・これが可愛かったんですよね、ちびアッシュ。泣き虫だったのかな?こんな女の子みたいな少年がこんなクールビューティーに育つとは・・あああ(溜息)。
お兄ちゃんのグリフと英二が重なって見えるというシーンだったわけですが、そうなんですね。穏やかで優しくて全てを受け入れてくれる英二ってそういう存在でもあったんですね。グリフを失ってしまったアッシュが、こだわる存在だっていうのもわかる気がします。
原作で好きだったのがこのシーン。↓
「俺が怖いか?」と問うアッシュに英二は「まさか!」
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なんでしょ、どんどんと血で染まっていく自分の手でも握り締めていて欲しい、みたいな。そう感じるのは私だけかな。
一方で嫌な伏線もありました。
ユーシスが、愛する者に対する攻撃には弱いアッシュに対し「いつか必ずそれが君の命取りになる」と告げるシーン。ユーシスはアッシュと似ているうえに先見の明があるので、的を得ているんですよね。
それにしてももう、今回はアッシュがどうにかなっちゃうんじゃないかって心配なシーンが盛りだくさんで・・辛い回でしたね。ほんま、ショーターに何してくれんねん!!!
シンもショーター大好きだったんですよね。
小さなことにこだわらない!男らしい!あの筋肉はぶら下がっても平気!って、おい(笑)
本当、安らかにお眠りください・・・(涙)
次回は第11話『美しく呪われし者』。息つく暇もないほどに次から次へと早い展開が無理なく丁寧に織り込まれていて、本当にこのアニメはレベル高いなって改めて思います。ちょっと前に「封○演義」で無理な展開でついていけない経験をしたせいか、感動しております・・!次が楽しみですね。
では、本日の”バナナフィッシュ・アニメ10話ネタバレ感想!アッシュ悪鬼となる!”は、ここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました!