こんにちは、ペガ子です!
アニメ「はたらく細胞」2話を視聴したのでネタバレあらすじと感想を書いていきますよ!
前回は、赤血球AE3803が肺炎球菌に襲われ、白血球(好中球)U-1146に二度も助けられた話でしたよね。
途中で血小板ちゃんたちと出会い、彼らが子供の姿をした細胞だったことはご紹介しましたが、実際にどんな働きをしているかまでは触れていませんでした。
今回は、その血小板ちゃんたちが活躍する回です!
なんとなく血小板の働きは「血液を固める」という働きなのは知ってますが、このアニメではかなり詳細な細胞の動きまで描いているので、可愛いだけでなくすごく勉強になりますよ!
では、”はたらく細胞アニメ2話のネタバレと感想!血小板ちゃん超絶可愛い!”と題し、早速始めましょう!
【はたらく細胞】アニメ第2話「すり傷」ネタバレ|登場人物
- 赤血球AE3803 [声優:花澤香菜]
- 血液循環により酸素と二酸化炭素を運ぶ。
- 白血球(好中球)U-1146 [声優:前野智昭]
- 好中球は全白血球の半分を占める。体外から侵入した細菌やウィルスなどの異物を排除する。
- 血小板 [声優: 長縄まりあ]
- 今回のキーマン。血管が損傷した際、集合してその傷を塞ぐのが役目。一般的な細胞より小さい、血液成分の一種。
- 黄色ブドウ球菌 [声優:中原真衣]
- 皮膚や毛穴に常在する細菌のひとつ。毒性が高く、傷口などから体内に侵入した場合、表皮の感染症や食中毒、肺炎などを引き起こすことがある。
- 緑膿菌 [声優: 北沢力]
- 自然環境中に存在する常在菌の一種。緑膿菌感染症の原因となる。
- 化膿レンサ球菌 [声優:松風雅也]
- 喉や消化器、皮膚などに存在する常在菌の一種。いろいろな疾患の原因になることがある。
【はたらく細胞】アニメ第2話「すり傷」ネタバレ|あらすじ
いつもの平和な日常風景。相も変わらず赤血球AE3803は道に迷っていた。
そしていつもの如く先輩赤血球に助けられ、表皮まで400µm(1µm=1マイクロミリメートル=0.001メートル)に迫ったときのことだった。
突然光が差し、地上が爆発炎上、大きな穴が空いた。
この体に、擦り傷(擦過傷)ができてしまったのである。
外部からの衝撃で血管の外壁が崩壊し、穴の中に流されていく血球たち(つまり擦り傷で出血している状態)。
赤血球AE3803も流されそうになる中、腕を掴み助けてくれたのはあの白血球(好中球)U-1146だった!
白血球は「L−セレクチン」という接着分子を持っており、血管内皮細胞にくっつくことができるのだ!
白血球(好中球)U-1146「よう。また会ったな。」
前回赤血球に「また会えますか?」と言われ、「さあ、どうかな」なんて言ってたけど、すぐにまた再会できたのである。
しかしこの状況、血管の損傷自体はさほど問題ではない。擦り傷は放っておいても固まり治癒していく。
ただ、損傷部から体内に雑菌たちが侵入すると、表皮の感染症や食中毒・肺炎・髄膜炎などを引き起こすことがある、厄介な事態なのだ。
その頃、体内は血管収縮が起こり始めていた。傷ついた血管は、収縮することで出血を抑えようとするのだ。
血管が収縮したことで、赤血球たちは静脈弁付近でぎゅうぎゅうに押しつぶされていた。
そこに緑膿菌・化膿レンサ球菌などの常在菌が猛威を振るおうとしていた、その時。
ピコン!
白血球のレセプター音が鳴り響く。
白血球部隊が駆けつけたのだ!
白血球(好中球)「細菌はどこじゃぁあああ!」
白血球(好中球)「ぶっころぉぉぉおおす!!」
助けてくれて嬉しいんだけど血まみれで血眼で細菌を追う白血球(好中球)って何かドン引きする〜って顔をした赤血球が見守る中、白血球(好中球)たちは戦い続ける。
しかし外部からどんどんと細菌が入ってくるのは止まらない。
傷口から入ってきた細菌を真っ先に退治するのは好中球、
マクロファージや単球などの強力な白血球は好中球より遅れて到着し、
リンパ球などの白血球軍団はさらに到着が遅れる。
ならば好中球さえ倒してしまえば自分たちの勝ちだと言う黄色ブドウ球菌に対し、白血球(好中球)U-1146は言った。
「おまえは肝心な血球を見落としていたようだな。
俺たちの強力な助っ人を。
この状況をひっくり返すだけの力を持ったプロのことをな!」
それは・・
血小板「おつかれさまです!」
場が凍りつく。
血小板「はぐれないように、かってなことはしないこと!」
血小板たち「はい!」
血小板「ほかの子とけんかしないこと!」
血小板たち「はい!」
血小板「よ〜し!それじゃ、いくよ〜!」
血小板たち「は〜い!」
力の抜けるやりとりが終わると、好中球たちの援護で血小板たちは傷口を塞ぐための血栓を作り始める。
凝固因子(血液凝固に必要な因子)でフィブリン(凝固に使われるタンパク質)をつなぎ合わせるのだ!
血小板「血栓ができました〜!」
傷口を塞がれれば細菌は入ってくることができない。
すでに侵入してしまった細菌のみを退治すればよいだけとなり、戦況は逆転した。
黄色ブドウ球菌たちをせん滅すると、白血球(好中球)U-1146は血栓の上に大の字で横たわった。
お礼を言う赤血球AE3803。
自分には何もできないから・・という彼女に白血球(好中球)U-1146は言う。
血管に穴が空いた時は修復が終わるまで、血球たちが穴を塞ぐことになっている。だから、現在進行形でお前は役に立っている、と。
こうして3日程、血小板にぐるぐる巻きにされた血球たちは、その場に固定され身動きがとれないのだった。
血小板「この血栓が乾燥するとカサブタなります!」
【はたらく細胞】アニメ第2話「すり傷」ネタバレ|感想
”はたらく細胞アニメ2話のネタバレと感想!血小板ちゃん超絶可愛い!”と題しお送りしてきましたが、いかがでしたか?
外傷の場合は目に見えて血液の変化を見て取れますし、すり傷ができたことのない人はいないと思うので、とても理解しやすかったのではないでしょうか。
血管の損傷であんな大きな穴があいて、血液が流出しすぎないよう血管収縮されるということを私も初めて知りました。人間の体ってよくできているんですね!
もともと勉強になる漫画、という作品ではありますが改めてそれを感じた、というのが一番の感想でしょうか。もちろん、それぞれの因子の詳細とか言われたらチンプンカンプンですし、深く追求する気にはなれませんけど、ざっくり理解するだけでも役に立ちそうですね。
キャラの設定もいいので違う角度からでも楽しめる作品だと思います。
血小板ちゃんたちが可愛くて一生懸命お仕事してるのが微笑ましいですよね。
白血球(好中球)U-1146が「かすり傷だ。すり傷だけに。」と真顔で言ってるところもジワるし。
ちょっと気になったのは、チョイ役の細胞に何故かイケボ声優の石田彰さんが起用されていたこと。
今後別の役回りで出演するのでしょうか。今後も注意して見ていきましょう。
次回は「インフルエンザ」!楽しみですね。
では今回はこの辺で。最後までお読みいただきありがとうございました!
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