こんにちは、ペガ子です!
アニメ「はたらく細胞」第9話『胸腺細胞』を視聴したので、ネタバレあらすじと感想を書いていきます。
前回8話『血液循環』の最後で、キラーT細胞が「甘さ」を病的に毛嫌いするシーンがありましたよね。殴られた白血球も、いまひとつ解せない表情をしていましたが、今回はその理由が明らかになるお話です。実は3話から前振りはあったんですよね。ナイーブ細胞くんがキラーT細胞の過去を知ったシーン。今回は具体的にそこのあたりを深掘りしていきます。
9話はのっけからキラーT細胞(声:小野大輔)がメインで荒っぽく歌うテーマソング『ミッション!健・康・第・イチ』でスタートしました。Aパート(CM前のアイキャッチ)もそうですが、今回はT細胞シリーズ。ヘルパーT細胞やキラーT細胞推しのかた(←言い方変ですがww)は嬉しい回ですね。
ということで、またキラーT細胞が寒気のしそうな回、第9話『胸腺細胞』を、”はたらく細胞アニメ9話のネタバレと感想!ちびキラーTに超萌える!”と題し、始めていきましょう!
はたらく細胞・アニメ第9話『胸腺細胞』ネタバレ|登場人物
- 赤血球AE3803 [声優:花澤香菜]
- 血液循環により酸素と二酸化炭素を運ぶ。
- 白血球(好中球)U-1146 [声優:前野智昭]
- 好中球は全白血球の半分を占める。体外から侵入した細菌やウィルスなどの異物を排除する。
- キラーT細胞[声優:小野大輔]
- ヘルパーT細胞の命令によって出動、ウィルス感染した細胞やがん細胞などを攻撃する。
はたらく細胞・アニメ第9話『胸腺細胞』ネタバレ|あらすじ
キラーT細胞はナイーブ細胞たちのシゴキに精を出していた。その怒鳴り声は離れたところにあるヘルパーT指令の職場まで聞こえるほどだった。
ヘルパーT細胞は、もう少しクールになれないものかとキラーT細胞に苦言を呈するが、取り合ってもらえない。「相変わらず君は不器用だね!」「そっちこそ命令ばっかしやがって!」と上司部下の関係とは思えないようなケンカを始める2人に、ナイーブ細胞たちは驚く。「あの2人、どういう関係ですか?」
すると、爽やかな顔をして意味深に笑う樹状細胞は、一冊のアルバムを開くのだった。
時はキラーT細胞とヘルパーT細胞が、まだT細胞に分化前のリンパ球だった頃に遡る。
2人は「胸腺学校」の同期だったが、その実力には天と地の差があった。子供の頃のヘルパーT(以下ちびヘルパー)は要領がよく冷静でとても優秀、対して子供の頃のキラーT(ちびキラー)は泣き虫で不器用。教官の胸膜上皮細胞も「随分と優劣に差がある」と認識するほどだった。
それを知ってか知らずか、寮ではなぜかちびヘルパーとちびキラーが同じ部屋で生活することになった。とにかく効率性を追求するちびヘルパーは、他人に合わせることを知らず自分ルールを他人に押し付けるところがあり、ちびキラーとことごとくぶつかる。そんな2人を、ちびヘルパー以上に冷静で大人だった同期の女の子が見守っていたのだが、彼女が後の制御性T細胞である。
子供の頃の制御性T細胞と同様に、彼らに注目し興味深く観察していた樹状細胞。2人には共通点があることを彼は見抜いていたのかもしれない。



しかし、ちびヘルパーも努力を一切していなかったわけではない。早朝森の中で1人シャドーイングをするなど、誰にも見られていないところで密かに鍛錬を続けていたのだ。そしてそれは、ちびキラーも同様だった。ただ、あまりにも非効率的で力任せの鍛錬だっただけで。ちびヘルパーは呆れつつも、彼の努力にどこか関心しているようだった。
訓練の日々が過ぎ、最終日はT細胞になれるかどうかの試験「正の選択・負の選択」が執り行われた。ちびキラーをバカにしていた優秀な同期が次々と脱落していく中、ちびヘルパーとちび制御性Tは難なくクリア。そしてちびキラーの番がやってきた。
試験前も試験の最中もちびヘルパーは彼に助言をし、ちびキラーはよくわからないうちに試験をクリアしてしまう。


まぐれでキラーT細胞になることが決まったちびキラーは迷っていた。ちゃんとやっていけるのか自信がない、と。
しかし、ちびヘルパーは言う。自分の弱さと向き合ったなら、いいかげん覚悟を決めろ。もう頑張るしかないんだよ。無駄に見える努力でも1人コツコツ続けるのが取り柄だろ。
そしてちびキラーは誓うのです。「もう弱音は吐かない。強くなる。」どんな敵でも一撃で倒せるくらい鍛えると。ちびヘルパーも、進む道を決めます。「おまえのような容量の悪いヤツのために」指令を出す側のヘルパーT細胞になる、と。 そう言うちびヘルパーに、ちびキラーは「肩の力を抜け」と言います。堅物の今のままでは部下は委縮してしまうから。
そう、今の彼らがあるのは、このやり取りがあったからなんです。


はたらく細胞・アニメ第9話『胸腺細胞』ネタバレ|感想
今日イチ面白かった顔がコレ↑
部下たちに以前の自分たちの写真を見られて2人がパニックになるシーンが可愛くてヤバイです(笑)
でも、ヘルパーTとキラーTの交わす男の誓いがいいですね~。真面目に2人ともそれを守り抜いて、守り過ぎてあんなんなっちゃった的な。
まさかヘルパーTがキラーTをぶん殴って「目を覚ませ!」なんて熱い言葉をかけるなんて。でもその言葉はぐっときました。不器用な人間はコツコツ頑張るしかないんですよね。私も心に沁みましたよ。ありがとう、ヘルパーT、キラーT!
それにしても、殴られたら「へぶし!」って言ったり、ミリタリーケイデンス(胸腺学校でランニング中に歌う歌)が、なんか同世代のニオイがプンプンしますなぁ。ミリタリーケイデンスは米軍で実際に歌ってるやつですが、任天堂がそれを使ったCMをやってて、そっちで覚えてます。
「ファミコンウォーズがで~るぞ~!」ってやつ。
ちょっと懐かしくて思わず調べちゃいましたよ。思い出せてすっきりです(笑)
てことで、今回の”はたらく細胞アニメ9話のネタバレと感想!ちびキラーTに超萌える!”はここまで。
次回は10話、『黄色ブドウ球菌』です。
では今回はこの辺で。最後までお読みいただきありがとうございました!