2018年11月3日放送のアニメ「色づく世界の明日から」第5話を視聴したので、本気のネタバレ・感想を書いていきたいと思います。
前回のあらすじは次の通り。
瞳美の祖母、琥珀がついにイギリスから帰国します。早速魔法を使って同級生たちを喜ばせたのも束の間、アクシデントが起こって初日から始末書を書かされる琥珀。ところが本人の天真爛漫な振る舞いは、あっという間に生徒たちの中に溶け込み、瞳美の属する写真美術部にも馴染んでしいます。
元気で前向きな琥珀の力で、瞳美も次第に魔法を使い始め、秘密にしていた「未来から来た」ことを写真美術部員にだけ打ち明けることもできました。部員たちは思いの外”未来人”である事実を受け入れてくれ、むしろ瞳美を守ろうとしてくれます。そんな彼らに瞳美も次第に心を開き始めるのでした。
一方、琥珀は仲良くなれたこの部に、自身が以前作った魔法部(部員は自分だけ)を復活させ、魔法写真美術部として共に活動することを提案します。どんどんと進展していく写真美術部。そして部員の中に芽生える恋心も、瞳美と琥珀、ふたりの月白少女の入部で少しずつ進展を始めるのでした・・。
そして今回の『ささやかなレシピ』に続きます。
では、”色づく世界の明日からアニメ5話・ネタバレ感想!青い星砂と茶色の恋心”と題して第5話『ささやかなレシピ』のネタバレ・感想です!
目次
色づく世界の明日から5話『ささやかなレシピ』ネタバレ|登場人物と設定
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南ヶ丘高校2年生。
魔法使いの血筋だが魔法を嫌っている。幼い頃に心に傷を受けて以来色を見ることが出来なくなっている。
瞳美の祖母。高校時代にイギリスへ留学し魔法を学んだ知識を活かし、時間魔法を扱えるようになった程の魔法使い。
南ヶ丘高校3年生で写真美術部の部員。
母子家庭で育ち、昼間はカフェでバイトをしている。
南ヶ丘高校3年生の写真美術部の部長。
唯翔とは小学生の頃からの友人。面倒見がよい。
南ヶ丘高校3年生の写真美術部経理担当。し、少ない部費を切り盛りしている。
明るく好奇心旺盛で後輩たちにも慕われている。
南ヶ丘高校2年生。将と幼なじみで大人しく控えめな性格。
南ヶ丘高校1年生の写真美術部の部員。唯翔のバイト仲間。
琥珀の母。さっぱりとした性格で行き場のない瞳美を快く受け入れてくれる。
琥珀の祖母で瞳美の高祖母。勘がよく不安定な瞳美のことを気にかけている。
パワフルな娘・母・祖母と暮らす琥珀の父。
唯翔の母。男っぽくサバサバとしたシングルマザー。
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◆60年後の未来の環境
現代では次世代5Dと呼ぶような、空中に時刻やテレビ電話のディスプレイが投影されるのが当たり前の時代。ネットワーク環境が整っており、自分の位置情報が自動的に検出されて本人に音声通知されている。既にキャッシュレスの時代となっており、1話で瞳美は現金を見たことがないと言っている。ポッキーらしき菓子はこの作品ではポポッキーという名で販売されており、60年後も存在しているらしい。
◆この世界の魔法について
現代で例えれば、オーラソーマやヒーリングアイテムを販売する店「まほう屋」で魔法使いが生計を立てており、魔法は一般に技能として認知されているとみられる(瞳美が魔法使いの血筋という設定から、遺伝で継承される能力を使ったもの)。
なお、魔法屋で販売しているアイテムは人気商品「笑顔の魔法」(100円)をはじめ、小さな虹を出す魔法、シャボン玉に色をつける魔法、無くしたものを見つける魔法、オーダーメイドで緊張をほぐせる魔法などがある。魔法使いはこれをアイテムなしで使えるようだ。
色づく世界の明日から5話『ささやかなレシピ』ネタバレ|あらすじ
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魔法写真美術部。琥珀が加わったことで生まれたこの部は、正式に学校からも認められ喜ぶ部員たち。
早速琥珀は自分の家を使い、みんなで料理を持ち寄り懇親会を開くことになった。
部活動としても、写真部は部長の将が瞳美に暗室で薬品の使い方を教え、魔法部は出張占いを開始する。出張占いとは、生徒を相手に琥珀が水晶占いをするというシンプルなもの。しかし占い好きな女子たちは長蛇の列を作り、その占いを心待ちにするのだ。
あさぎと胡桃も同じ部だからという口実で、恋占いをしてもらうために列に並ぶ。しかし、あさぎの恋に出たのは
このままだとライバルが現れ、彼の心は遠のいていく
という答えだった。
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幼い頃から引っ込み思案で、幼なじみだった将に引っ張ってもらって外に出ていたあさぎ。写真も上手なのに自信がなく、発表することもない。
やってみなければわからないだろう?
将はいつも背中を押してくれていた。あとは、飛び立つのみなのだ。
一方、瞳美は毎日が冒険だった。この日も突然琥珀と瑠璃が外出することになり、高祖母の柚葉とふたりで店番をすることになっていた。そこに、唯翔が友人へのプレゼントを買いに「まほう屋」へやってきた。瞳美はカタログや記憶を頼りに説明をしながら、プレゼント用の星砂を唯翔に選んでやることができた。そしてこのとき少しずつ唯翔に好意を抱き始めていた瞳美は、他愛もない会話から唯翔が欲しいと言った「絵に効く星砂」を作ろうと決意する。唯翔も一生懸命な瞳美に好意を抱き始めたようだった。
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自分で星砂を作ってみなさい。
琥珀は少し突き放すような方法で瞳美を鼓舞する。瞳美ならできる、そう信じているから。
何事も挑戦。失敗してもいいんだから。
まず手始めに、瞳美は自販機でオフリーの購入に挑戦した。その真摯な眼差しと挙動不審な様子に、将はすぐに救いの手を差し伸べる。
面白いよなぁ、あの子。
そう言う将に、幼なじみの唯翔は複雑な表情だった。
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そして懇親会の日がやってきた。
まほう屋のテラスで、瞳美は花を飾り紅茶を入れる。一足先に到着したあさぎの手作りウサギ形クッキーは色とりどりでいい香りがした。そこに、将たちが持ち寄った茶色い唐揚げやポテトや餃子たちが並ぶと、たちまちクッキーや紅茶の良い香りも色味もぶっ飛んでしまうのだった。
瞳美は後でこっそり唯翔に初めて作った星砂をプレゼントしようと用意していた。それに気づいた琥珀は、早速瞳美を唯翔とふたりきりにしてチャンスを作る。唯翔は瞳美を鍋冠山公園に連れ出し、その夕景を見せる。光あふれるその景色の中、瞳美は手作りの星砂を唯翔に手渡す。
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絵を楽しみにしている、そう言われスランプ気味だった唯翔は瞳美に尋ねる。
月白さんにとって、自分の絵は必要だったってこと?
瞳美は色を見ることができなくなってから、色々なものを諦めてしまっていた。しかし色を思い出させてくれた唯翔の絵は、瞳美にとってとても大切なものになっていた。それを知り、唯翔は安堵したように微笑むのだった。
一方、写真美術部員達はまほう屋で、瞳美のことを話題にしていた。瞳美をほめちぎる将は、あさぎに「(瞳美のように)お前も頑張れ」といった言葉をかけて怒らせてしまう。琥珀はあさぎを慰めて言う。
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占いはヒントでしかないよ。未来を決めるのはいつも自分。
あさぎは涙を浮かべて言った。
私も変わりたいな。
その夜、唯翔は家で瞳美のくれた星砂を自分の部屋で試してみた。すると、プラネタリウムのような夜空が部屋いっぱいに広がり、唯翔は目を見張る。と、そこに金色の魚が横切った。唯翔にも見えたその魚は、唯翔のタブレットの中に消えていく。そう、それは瞳美が”唯翔の絵の中で”見た、あの魚だった・・。
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色づく世界の明日から5話『ささやかなレシピ』ネタバレ|感想
いよいよ今回、あさぎの恋模様がフォーカスされてきましたね。 そしてこれまで瞳美の唯翔に対する気持ちもはっきり描かれ始めました。そりゃそうですよね、瞳美の意向もちゃんと描いておかないと。恋の行方は何となく想像つくものの、どうやってそこに辿り着くんでしょうね。
なんでしょ、第一印象最悪って場合に恋に進展する可能性って高いんでしょうか。唯翔もそうですよね。瞳美の第一印象「不審者」ですから(笑)。それでも唯翔は、ここに至るまで瞳美の心の葛藤や苦しみを知って応援したくなったり、自分の絵の理解者として大切な存在になりつつあるんでしょうね。唯翔と瞳美は穏やかな性質なので、とてもゆっくりと穏やかに心理状態が変わっていく。そこが甘酸っぱくて美しいなぁと私は個人的に思うんですよね。一方あさぎはとってもあるあるな恋バナ。将の無神経なところもアルアルで、なんだかもどかしい。唯翔たちと恋のカタチも違っていて、見ていて面白いです。
そして謎の続き、金色の魚はまさかの瞳美の魔法の中に入り込んでいたという展開に。唯翔と瞳美の未来の関係性と何か関係ありそうですよね。いよいよ次回、第6話『金色のサカナ』で魚の謎が描かれるようです。楽しみに待ちましょう。
今回の「色づく世界の明日からアニメ5話・ネタバレ感想!青い星砂と茶色の恋心」はそろそろこの辺で。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました!
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