こんにちは!ペガ子です。
突然ですが、今年10月8~9日にりゅう座流星群(ジャコビニ流星群)が極大を迎えるのをご存知ですか。
りゅう座流星群は毎年10月上旬に活発になる流星群で、かつては「ジャコビニ流星群」と呼ばれていました。松任谷由実さんの『ジャコビニ彗星の日』という歌がありましたっけね(1972年の歌ですけど何か?)。今年は観測条件が比較的良いとのことですし、時期的に涼しくなってきて観測するのも気持ちいい頃でもあります。地元兵庫でおすすめの観測ポイントも調査してみましたので、併せてご案内したいと思います。
ということで、本日は”りゅう座流星群2018年の見える方角や時間は?兵庫観測ポイントも”と題してお送りしていきたいと思います。
目次
りゅう座流星群(ジャコビニ流星群)2018年の見える方角や時間は?
まずは「りゅう座」はどこにある?というところから簡単にご紹介していきましょう。
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「りゅう座」は正に龍の形をした星座で、北天のこぐま座とおおぐま座に並ぶ形で横たわっています。
りゅうの口のあたりに輻射点(放射点ともいう)があり、ここから放射状に流星が見られます。毎年極大時期は異なりますが、今年は10月8日(月祝)~9日(火)がそれにあたります。
こぐま座の尾っぽの先が北極星で小びしゃくの形ですので、ココからりゅう座の位置を見つけることも出来るでしょう。
時間帯は10月9日(火)の午前9時頃に極大を迎えるとみられています。つまり極大は夜明け後で、そのタイミングで観測するのは難しいですから、夜半から夜明けの時間帯が見ごろと言えるでしょう。
1時間に数個程度の出現量ではありますが、この頃は月が新月に近く観測への影響も少なく条件としては比較的良い状態です。
以上をまとめるとこうなります。
- 方角:北天の空
- 見ごろの時間帯:2018年10月8日(月祝)夜半~9日(火)夜明けまで
- 出現量:1時間に数個程度
- 月明りの影響:ほぼなし
りゅう座流星群2018年を兵庫県内で見るならココへ!
兵庫県内では、りゅう座流星群を見るのにオススメの場所が2つあります。ひとつは、天体観測をする場としてはもっとも適した天文台、そしてもうひとつは日本三大夜景としても有名なあの場所です。
◆兵庫県立大学西はりま天文台
宿泊施設までついていて、毎日夜間天体観望会を開いている西はりま天文台。
ただ、先般の西日本豪雨災害の影響で道路状態が悪いので事前にご確認を。
名称 | 西はりま天文台 |
住所 | 〒679-5313 兵庫県佐用郡佐用町西河内407-2 |
TEL | 0790-82-3886(天文台)/0790-82-0598(管理棟) |
URL | http://www.nhao.jp/public/accessmap/index.html |
◆摩耶山掬星台
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日本三大夜景のひとつでもある摩耶山の掬星台からの眺めは、基本的に下を見下ろす形ではありますが、上を見上げても実は絶景なのです。ちなみに、観測するときは全天をまんべんなく見るようにするのがポイント。全天が見渡せるこの場所は観測にぴったりの場所と言えるでしょう。
そして、今回のように天体観測が夜半から夜明けまでとなる場合、終日解放しているというポイントはやはり押さえておくべきでしょう。
名称 | 摩耶山掬星台 |
住所 | 〒657-0105 兵庫県神戸市灘区摩耶山町2−2 |
TEL | 078-861-2998 |
りゅう座流星群2018年の方角・時間と兵庫での観測ポイント|まとめ
今回は”りゅう座流星群2018年の見える方角や時間は?兵庫観測ポイントも”と題してお送りしてきましたが、いかがでしたか?
もう一度簡単に観測する際のポイントをまとめておきますね。
- 方角:北天の空
- 見ごろの時間帯:2018年10月8日(月祝)夜半~9日(火)夜明けまで
- 出現量:1時間に数個程度
- 月明りの影響:ほぼなし
- 見方は放射点の方向を向いてまんべんなく広い範囲を探してみる
おそらく晩の流星も、夜明けの空も美しいことでしょうね。ぜひ一度検討してみてください。当日はいい天候に恵まれることを祈っています。
では、本日はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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