こんにちは!ペガ子です。
秋になると、様々な流星群が見られ始めます。流星群は三大流星群(1月のしぶんぎ座流星群・8月のペルセウス座流星群・12月のふたご座流星群)の他、小さい規模の流星群がいくつかあるんです。しし座流星群もそのひとつ。2001年には1時間に2000個もの大出現を見せて話題になりましたね。
しし座流星群は毎年11月上旬から下旬にかけて活発になる流星群ですが、現在は2001年程の活動を見せてはおらず1時間に数十個レベルになっています。とはいえ、今年はしし座流星群の観察には条件が良い年でもあります。大阪府内でおすすめの観測ポイントも調査してみましたので、併せてご案内したいと思います。
ということで、本日は”しし座流星群2018年の見える方角や時間は?大阪観測ポイントも”と題してお送りしていきたいと思います。
しし座流星群2018年の見える方角や時間は?
まずは「しし座」はどこにある?というところから簡単にご紹介していきましょう。
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「しし座」は基本的に春の星座として有名ですよね。東から昇り始めるときは尾っぽを下に、頭を上にした状態で地上に現れます。よく言われるのが、「?」マークを裏返しにしたような形という表現。1等星のレグルスが「?」マークの「・」の部分になります。見つけにくい場合は、まず北斗七星(おおぐま座)を見つけて、かみのけ座を辿っていくといいかもしれません(上の3枚目画像を参照)。
ただ、今は秋なので春の星座が見れる空ではありません。しかし冬の星座なら、真夜中にその姿を現します。今の時期ですと、夜間0時頃から東の空から上り、南に向かって動きますのでその辺りを探してみましょう。
次にしし座流星群について。
獅子の喉元あたりに輻射点(放射点ともいう)があり、ここから放射状に流星が見られます。しし座流星群そのものは、11月5日頃から11月25日頃まで見ることができます。毎年極大時期は異なりますが、今年は11月18日(日)がそれにあたります。
しし座流星群の母天体は、有名なテンペル・タットル彗星。しし座流星群は歴史が古く世界中でも観測されている星座で、2001年に大出現し火球も観測されました。しかしここ最近はあまり活発な動きは見せておらず、十数個程度に落ちています。2001年並みに次回大出現するのは7、80年後になるようなので、ちょっと寂しい気もします。
今年のしし座流星群は、11月18日(日)の午前7時頃に極大を迎えるとみられています。といってもこれは夜明け後なので、観測するのであれば月の沈んだ夜半から夜明け前がベストでしょう。
以上をまとめるとこうなります。
- 方角:東の空
- 出現期間:2018年11月5日~11月25日頃
- 見ごろの時間帯:2018年11月18日(日)1時頃~夜明けまで
- 出現量:1時間に10~30個程度
- 母天体:テンペル・タットル彗星
- 月明りの影響:ほぼなし
しし座流星群2018年を大阪府内で見るならココへ!
大阪府内では、流星群を見るのにオススメの場所が2つあります。大阪府内で星の観測におススメのスポットは色々紹介されていますが、ここでは「キャンプできる場所」「ちゃんと天体望遠鏡で観測できるところ」をご紹介したいと思います。
◆舞洲オートキャンプ場
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名称 | アーバンオートビレッジ 舞洲オートキャンプ場 |
住所 | 〒554-0042 大阪府大阪市此花区此花区北港緑地2丁目1−128 |
TEL | 06-6460-1640 |
URL |
http://maishima.jp/syukuhaku/auto/ |
キャンプであれば、時間を気にせずゆっくりと星を眺めることができます。都会の空にしてはキレイに星が見えるという口コミもありますので、山奥や遠くまで行くのはちょっと気が引ける、という方にはオススメです。
もし「キャンプするのは好きじゃない」という方は、近くに「ホテル・ロッジ舞洲」もありますし、その周辺でも観測するスペースは見つかると思いますよ。
◆枚方市野外活動センター
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名称 | 枚方市野外活動センター |
住所 | 〒573-0114 大阪府枚方市穂谷(大字)4550 |
TEL | 072-858-0300 |
URL |
http://hirakata-taikyo.org/hao/ |
こちらもキャンプ場がある自然豊かな施設ですが、何と言っても月1回、大型望遠鏡を使った星の観測会(日帰り)があるのがポイントです。
この大型天体望遠鏡、なんと大阪府下で最大級のものなんだとか。これを使って星座や月・火星などを実際に見ることができるイベントもありますので、一度ホームページをチェックしてみてくださいね。
しし座流星群2018年の方角・時間と大阪での観測ポイント|まとめ
今回は”しし座流星群2018年の見える方角や時間は?大阪観測ポイントも”と題してお送りしてきましたが、いかがでしたか?
もう一度簡単に観測する際のポイントをまとめておきますね。
- 方角:南の空
- 出現期間:2018年11月5日~11月25日頃
- 見ごろの時間帯:2018年11月18日(日)1時頃~夜明けまで
- 出現量:1時間に10~30個程度
- 母天体:テンペル・タットル彗星
- 月明りの影響:ほぼなし
繰り返しになりますが、このところ特に夜間は冷えてきていますので、くれぐれも風邪など引かないように毛布など持参して対策してくださいね!
では、本日はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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